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寒い土曜の昼はこっそりと

空を見る美容師に涙は似合わない

例えば、地球を初めて見る宇宙人に「台風」を説明するとしたら、どうする?「カクテル」の目立つ特徴とか、いや、前提としてこの地球についての説明からするかもね。

控え目に体操する姉妹と履きつぶした靴
北方さんの水滸伝の人間くさく男気熱い作中人物が、オリジナルの108星になぞらえて、主な登場キャラクターが108人でてくるが、敵方、権力側の作中人物も人間くさいのがいて、血が通っていると思える。
作中人物に人間的なもろさが見えるのもかつまた、心がひかれるわけだ。
心が弱いなりに自分の夢とか未来の為に出来る限り尽力しているのが精読していておもしろい。
読んでいて楽しい。
それなのに、ひきつけられる人物が悲しい目にあったり、夢がなくなっていく描写も胸にひびくものがあるから夢中になる長編小説だ。

雨が降る日曜の午後は足を伸ばして
本日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、ボールを使ったスポーツが苦手なので、仏頂面で体操着に着替えていた。
きっと今日は、運動は何でもこなすケンイチ君ばかり活躍するのだろう。
今日はおそらく、運動は何でもこなすケンイチ君が活躍するはずだ。
だとしたら、少年が恋しているフーコちゃんは、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年はため息をつきながら、運動場へ小走りで出て行った。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年のほうを何度もチラチラ見ていたことを、少年は気がつかなかった。
陽気に吠える兄さんとアスファルトの匂い
そんなには、テレビドラマは見ないけれど、このごろ、それでも、生きていくをかかさず視聴している。
加害者の両親と妹と被害者側の家族が会うことになってというストーリーで、ふつうに考えて起こるはずがない話だ。
被害者側の両親と兄達と犯人側の両親と妹のどちらの家族も悲しみに包まれているストーリーが出されている。
ストーリーの中身はめっちゃ暗いけれど、しかしその分、色づかいはきれいな雰囲気にされている。
花や自然の映像がとても多用されていて、牧歌的できれいな映像が大変多く使われている。
今後、流れがどうなっていくのか想像がつかないけれど、少しでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

天気の良い平日の夕方はお酒を
友達のアパートのベランダにて育てているミニトマトは、かわいそうな運命かもしれない。
ぎりぎりまで水をあげなかったり、実験でお茶をあげたり、味噌汁を与えたり。
酔っぱらった私と彼女に、ハイボールを飲まされた時もある。
育ての親である彼女は、次回好奇心でトマトジュースをあげてみたいという。
すでにミニトマトの意思は完全にシカト。
一生懸命自転車をこぐ兄さんと擦り切れたミサンガ
此の程、娘が運動場で遊ばない。
暑いからか、室内でお気に入りがめっちゃもらってふえたからか。
わずか前までは、非常に公園に遊びに行きたがっていたのに、最近は、全く遊びに行きたがらない。
考えるに、父から見て、全然困ることもないので、気にしてはいないが、けれども女親としてはちょっとは複雑らしい。
けれど、暑くてきつい場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

気持ち良さそうに走る兄さんと壊れた自動販売機
村上春樹の本が楽しいと、本好きの人々の評判を聞き、買ったのがノルウェイの森だ。
これは、日本国内外でたくさんの人に親しまれ、松山ケンイチさん主演での映画も公開された。
彼の小説は、テンポが良く、サクサクサクと読めてしまう所が好きだ。
直子と緑との間でゆれる、ワタナベは、まるで生きる死ぬの世界でゆれているようだ。
その骨組みをのぞいてみても、緑も直子も素敵だと思った。
そして、キズキや永沢さんやレイコさんという人物が加わる。
みんな魅力がありどこか変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
随分前に知った物語だがなんとなく読みたいなと思い立って読んだことが何度もある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
さすが村上春樹と思った部分。
で、直子が幸せ者に見えた。
風の強い月曜の早朝にひっそりと
去年の真夏、ガンガン冷やした部屋の中で冷たい飲み物だけ飲んでいた。
私はたまに熱中症にかかっていたので、冷やすことが必須だと思いついたから。
クーラーの効いた室内で、キャミソール、それにレモンティーにアイスで体まで冷やした。
なので、快適だと感じていた猛暑対策。
しかし、その年の冬に、例年よりももっと冷えを感じることが増えた。
外に出る仕事内容が増えたこともあるが、体が冷えすぎてほとんど部屋から出れないという状況。
なので、たぶん、真夏の水分摂取はその年の冬の冷え性対策にもつながると思っている。
多く栄養を摂取し、偏りのない過ごし方をするのが一番だと思う。

気分良く熱弁する母さんと飛行機雲
知佳子と福岡市内のAbercrombieにショッピングに行った。
心からアバクロのシンプルなコーデが気に入っている。
そして、店内のデザインと、香水の匂いが。
3時間くらいひやかして、Abercrombieを出た。
チカコに言われて、私が通路をふさいでいたので、ごめんなさいと言って振り返った。
そういえば、店員さんだと思っていた男性。
笑って、いえいえ、など言われた。
ビックリしたのは、彼のショップ袋。
アバクロでいったいどれくらい購入したの?と疑問が生じた。
次に入店した、スタバで知佳子とそのお兄さんの職業当てで話が弾んだ。
本当の事は謎だ。
雨が降る水曜の夜に料理を
どういう訳か、情緒不安定な精神に陥ってしまい、何をしていても悲しくなった。
特定の原因はなく、突然物悲しくなったり、現在までの出来事が無駄に思えたりした。
そんな心持だったけれど、外での仕事が舞い込んだ。
内容は結構大きな野外のイベントで立派な案件だった。
このままではよくないので我を忘れて集中しているうちにいつもの陽気な気分戻ってきた。
後で思うとあの時は昼間に陽の光を求めたりしなかった。
たまには外出することも良い事かもしれないと感じた。

笑顔で口笛を吹く彼女と俺
はるか遠い昔に観賞したシネマが、「ビフォアサンライズ」で、日本でのタイトルは恋人までのディスタンスだ。
当時20歳くらいだったお姉さんに、「感動の作品だよ」と一押しだったシネマだ。
旅の帰りの電車の中で偶然出会ったアメリカ人の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌはほんの少しウィーンを歩き回るストーリー。
この変わっている所は、特にこれといったハプニングだったり起承転結の点の部分が見られないとこ。
会ったばかりというこの2人は、愛することとか平和なんかについてひたむきに意見を言い合う。
その時高校生の私は、実に子どもで、ただジーッと見過ごした作品だった。
十数年が経過し昨日、偶然ツタヤにて見つけ、昔見たなと思い借りて再び見たところ超感動した。
好きなシーンは、レコードショップで、kath bloomを聞きながら視線を投げあう部分。
2人の帰国がやってきて、つまり、お別れの時、そこでラストを迎える。
その時は心に響かなかったこの作品、間隔をあけて観賞すると、ちょっと違った見方ができるのだろう。
とりあえず、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、CDショップで探し、流している。

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